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『身分を偽って錠剤などを販売した男が薬事法違反で逮捕』

【2010.03.10】
東京大学医学部付属病院や国立がんセンターの医師を名乗り、無許可で錠剤などを販売した住所不定・無職の小原司容疑者が10日、薬事法違反容疑で警視庁生活環境課などに逮捕されました。
小原容疑者は客を装って自営業者を訪問し、身分を偽って「薬を処方してあげる」と話を持ちかけたということです。その際、「近視も老眼も治る」「大動脈弁閉鎖不全によく効く」などと話していたということです。
しかし、実際に販売していたものは100円ショップで購入した健康補助食品で、ケースを入れ替えて1箱 40~50錠入りで約1万円で販売したということです。
被害者の多くが高齢者で、警視庁には約15件の被害届が出されているそうですが、小原容疑者は300件ほどやったと話しているということです。

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