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『ウイルス対策をうたったマスクの多くが、表示ほどの効果が無いと国民生活センターが発表』

【2009.11.19】
「ウイルス・花粉 99%カット」などどうたったマスクの多くは、実際の表示よりも遮断率が低かったとする商品テストの結果を18日、国民生活センターが発表しました。
テストでは、市販のマスク15種類にウイルスと同じくらいの大きさの食塩の微粒子を吹き付けて、どの程度通過を防げるかを調べたということです。
その結果、95%以上防げたものは3種類のみで、80~95%が6種類、80%未満が6種類でした。80%未満の6種類のうち3種類は、遮断率95%以上で認定される基準に相当するとうたっていたということです。
また「99.9%遮断」という表示があっても実験の内容が明らかでないなど、根拠が不明確なものもあって、「表示された数値だけでは商品性能の比較もできない。マスク効果を過信しないように。」と同センターでは話しています。
今後は消費者庁も、景品表示法に基づいて表示内容の改善を求めていくということです。

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