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『”たばこに付けて喫煙すればニコチンがビタミンになる”とうたった2社に景表法違反認定の審判』

【2009.11.05】
東京都の「ミュー株式会社」と神奈川県の「株式会社オーシロ」は、”たばこの先端に付けて喫煙すればニコチンがビタミンに変化する”などの表示をして商品を販売をしたため、景品表示法に反するとして平成18年に排除命令を受けていました。両社はこれを不服として審判を請求していましたが、10月28日公正取引委員会は審判を棄却する審決を行いました。
”ニコチンがビタミンに変化する”などの表示に対して両社は、景品表示法に基づいた、合理的な根拠を示す資料の提出を求められていました。資料は提出されましたが認められなかった為、これを不服とした両社の請求により審判が行われていました。
審判は、提出された資料は合理的根拠を示しているかなどの点で争われてきました。しかし、「客観的に実証された内容であること」や「表示内容と資料で実証された内容が適切に対応していること」を示せていないなどの理由により、合理的根拠を示すものではないとの結論となりました。
これによって請求は棄却され、違反認定の審判が下されました。

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