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『塚田農場が地鶏料理のメニューを違法表示していた問題で宮崎県は契約前に景表法違反の疑いの指摘を受けていたがレストラン運営を委託』

【2018.06.20】

『塚田農場が地鶏料理のメニューを違法表示していた問題で宮崎県は契約前に景表法違反の疑いの指摘を受けていたがレストラン運営を委託』

 

居酒屋「塚田農場」などを展開する東京のエー・ピーカンパニーが地鶏料理のメニューを違法表示していた問題で、県が景品表示法違反の疑いを指摘する情報提供を受けながら、東京のアンテナショップ「新宿みやざき館KONNE」のレストランの運営を同社に委託していたことが19日、分かったとのことです。県は消費者庁に情報提供しながら、その後、違反行為かどうか正確に確認しないまま契約を結んでおり、「(当時は)同法違反に該当するかどうか分からなかった」としたとのことです。

 

県は昨年6月、レストランの運営委託の選定委員会で民間企業9社から同社を選定し、条件面の交渉を進めていた昨年8月、東京の男性の消費者から「(県外にある)塚田農場のチキン南蛮に同法違反の疑いがある」との情報提供があり、同社に問い合わせたところ、「同様の指摘があるのでメニュー表示を改善する」との返答があったため、交渉をそのまま進めたとのことです。一方、県は店舗が複数の都道府県にまたがることから、同庁にも一連の経緯を報告していたとのことです。

 

県はその後、同庁の調査状況などを確認しないまま、12月にKONNEのレストランの委託契約を締結し、同社はKONNEがリニューアルした今年4月から運営しているとのことです。その後、5月になって同庁は、チキン南蛮など料理の一部にブロイラーを使ったにもかかわらず、全て地鶏の料理であるかのように表示したとして、同法違反(優良誤認)で再発防止を求める措置命令を出したとのことです。

 

※2018年5月22日のニュースも参照して下さい。

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