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『関東経済産業局が虚偽の説明をして海産物を販売していた海産物通信販売業「海誠物産」と同社の関連会社「北翔物産」2社に対し新規勧誘などの業務停止命令』

【2018.03.29】

『関東経済産業局が虚偽の説明をして海産物を販売していた海産物通信販売業「海誠物産」と同社の関連会社「北翔物産」2社に対し新規勧誘などの業務停止命令』

関東経済産業局は27日、虚偽の説明をして海産物を販売していた行為が特定商取引法違反(不実告知など)に当たるとして、札幌市中央区の海産物通信販売業「海誠物産」と同社の関連会社「北翔物産」2社に対し、28日から3カ月間、新規勧誘などの業務停止をそれぞれ命じたとのことです。

同局によると、海誠物産は2016年8月~2017年11月にかけ、道外の高齢者宅などに電話をかけて「前にカニを送った北海道の店です」などとうそを言って海産物を販売したり、解約を求める客に「発注し、配送の手配も終わったのでキャンセルできない」などと、うその説明をしたりしていたとのことです。北翔物産も2017年4月~11月にかけて同様の手法で商品を販売していたとのことです。

同局によると、海誠物産は2016年8月~2017年9月まで延べ6265人に計約6140万円、北翔物産は2017年4~9月の間に延べ787人に計約420万円を売っていたとのことです。

2016年8月以降、2社に対する苦情や相談が全国の消費者センターに90件以上寄せられていたとのことです。

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