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『東京都が健康食品試買調査をおこない125品中101品で不適正表示があったと発表』

【2018.03.27】
『東京都が健康食品試買調査をおこない125品中101品で不適正表示があったと発表』

東京都は27日、2017年度の健康食品試買調査結果を発表したとのことです。125品目を買い上げて調査した結果、101品目の広告・表示が関係法令に違反している疑いがあったほか、11品目からイブプロフェンなどの医薬品成分を検出したとのことです。都は不適正な広告表示を行った事業者に対し、改善を指導したとのことです。

都は17年5月~18年3月までの期間、調査対象となる健康食品を販売店で46品目、インターネットなどの通信販売で79品目を購入し、関係法令や医薬品の混入について調査した結果、「糖尿病の予防として利用されていました」、「物忘れ・認知症の予防に」、「細胞をダメージから守ったり元気な状態へ修復する」、「滋養強壮効果」といった医薬品的な効能効果や、合理的な根拠がない表示が確認されたとのことです。

とくに、インターネット通販によって購入した製品では、79品目中76品目で不適正な表示・広告が見られ、11品目からイブプロフェンやシルディナフィル、デスカルボンシルデナフィルなどの医薬品成分が検出されたとのことです。

都は都民に向けて、健康食品の誇大または科学的根拠が不十分な表示・広告に注意するように呼びかけているとのことです。

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