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『千葉県警が無資格の技士にX線装置を操作させたとして佐倉市民病院に勤務していた男性医師を診療放射線技師法違反で書類送検』

【2017.01.10】
『千葉県警が無資格の技士にX線装置を操作させたとして佐倉市民病院に勤務していた男性医師を診療放射線技師法違反で書類送検』

千葉県警は10日、整形外科手術の際に、放射線を照射することが認められていない臨床工学技士にX線装置を操作させたとして、同県佐倉市の聖隷(せいれい)佐倉市民病院に勤務していた男性医師(54)を診療放射線技師法違反の疑いで千葉地検に書類送検し、発表したとのことです。男性医師は、容疑を認めているとのことです。

同法は医師、歯科医師または診療放射線技師でなければ放射線を人体に照射できないと定めているが、発表によると、男性医師は2015年2月2日と同4日、患者2人に対し、臨床工学技士に指示してX線透視診断装置で放射線を照射させた疑いがあるとのことです。

装置は本体のボタンか足元のスイッチを押して放射線を照射する仕組みで、通常執刀医は患部のモニター画像を確認しながら手術を行うが、県警によると、男性医師は患部の施術に集中するため、装置を臨床工学技士に操作させたと話しているとのことです。

昨年9月に朝日新聞の報道で発覚したため、男性医師は県警に出頭し、事情を説明していたとのことです。病院は取材に対し、医師が07年ごろから臨床工学技士に操作させることがあったと認め、報道後に「決して許されることではない」とする謝罪文をホームページに掲載していたとのことです。これまでに患者の健康被害は確認されていないとのことです。

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