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『消費者庁がスマホサイトの「打ち消し表示」を調査予定』
【2017.09.12】
『消費者庁がスマホサイトの「打ち消し表示」を調査予定』
消費者庁は28日、スマホサイトの広告で見られる「打ち消し表示」の実態について調査するため、委託先となる調査の実施機関を決定するとのことです。
さまざな媒体で掲載されている「個人の感想です」といった打ち消し表示は、訴求点をアピールする強調表示と比べて、文字のサイズが小さく、消費者が見落とす傾向がある中で、スマホサイトの場合、とくに文字が小さいことに加えて、強調表示からスクロールが必要な場所に表示されていることが多いため、さらに見落としがちになると指摘されているとのことです。
そうした点を踏まえ、スマホサイトの広告例を制作して消費者意識調査を実施し、スマホサイトの広告で、打ち消し表示が見落とされる要因などを分析するとのことです。
調査はウェブアンケートと、グループインタビューの2通りで行い、調査結果は来年2月末までに消費者庁に提出するとのことです。
7月18日に消費者庁が公表したパソコンサイトでの打ち消し表示に関する調査結果では、強調表示と同一画面に打ち消し表示がなく、スクロールが必要なケースが全体の2割以上を占めることなどがわかったとのことです。