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『国民生活センターがホルモンバランス崩す恐れや月経不順や湿疹の症状があるとしてバストアッププエラリアサプリに注意』
【2017.07.21】
『国民生活センターがホルモンバランス崩す恐れや月経不順や湿疹の症状があるとしてバストアッププエラリアサプリに注意』
国民生活センターが、バストアップなどを目的とするサプリメントをのんで月経不順になったり、湿疹が出たりしたとの相談が過去5年で209件寄せられたと発表したとのことです。製品に含まれる女性ホルモンと同様の作用のある成分が原因となった可能性があり、近年は被害が急増しているとして注意を呼び掛けているとのことです。
サプリはカプセルや錠剤で販売されており、同センターが調査した12商品のうち11商品は、マメ科の植物「プエラリア・ミリフィカ」の根から抽出した成分「デオキシミロエストロール」を含んでいたとのことです。11商品のうち東京のナチュラルプランツが販売する「プエラリア・ハーバルサプリメント」は特に含有量が多かったとのことです。
同センターの担当者は、この成分はエストロゲン(女性ホルモン)と同様の作用が体に働くため、「因果関係は証明されていないが、ホルモンバランスを崩す恐れがある。安易な摂取は避けた方がいい」と話したとのことです。異常を感じたら使用をやめ、医師の診断を受けるよう呼び掛けているとのことです。
これまで国民生活センターには「のんだら大量に不正出血した。子宮内膜が厚くなっていると言われた」(福岡県の30代女性)、「胸に発疹が出た。ホルモンが増え、乳腺症と診断された」(長野県の20代女性)などの相談が寄せられているとのことです。