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『厚労省が免疫細胞を無許可で加工していた東京都の生命科学研究所に加工停止の緊急命令』

【2017.07.14】
『厚労省が免疫細胞を無許可で加工していた東京都の生命科学研究所に加工停止の緊急命令』

厚生労働省は14日、がん治療に使う免疫細胞を無許可で加工していたとして、再生医療安全性確保法に基づき、東京都の生命科学研究所に、加工を停止する緊急命令を12日付で出したと発表したとのことです。

厚労省によると、同研究所は厚労相の許可を得ず、患者の血液を使い、3種類の免疫細胞を活性化させる加工をしていたとのことです。これらの血液は、14都道府県の民間クリニック18施設で、国に治療の計画を届け出た上で採っていたとのことです。

18施設の一つが「アベ・腫瘍(しゅよう)内科・クリニック」で、他人の臍帯血(さいたいけつ)を無届けで移植していたとして先月、この治療を停止する緊急命令を受けているとのことです。調査の過程で、アベ内の加工施設が18クリニックから委託を受けた細胞の加工を、無許可の生命科学研究所に再委託していたことがわかったとのことです。

加工物はアベを経由して各施設に提供されていた為、厚労省は患者に健康被害が起きていないか、各施設に報告を求めているとのことです。

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