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『厚生労働省が東京都の慈涌会アクティクリニックのがん免疫療法が再生医療等安全性確保法に違反しているとして一時停止命令』

【2016.10.31】

『厚生労働省が東京都の慈涌会アクティクリニックのがん免疫療法が再生医療等安全性確保法に違反しているとして一時停止命令』

 

厚生労働省は31日、東京都の医療法人社団慈涌会アクティクリニック(藤本純一郎院長)が実施するがんの免疫療法が、再生医療等安全性確保法に違反しているとして、治療と細胞製造の停止を求める緊急命令を出したとのことです。同法に基づく停止命令は初めてとのことです。

 

同クリニックでは、大野典也名誉院長が開発した、患者の血管から作った免疫細胞とがん細胞を培養させた「フュージョン細胞」から作ったワクチンで治療を行っていたが、厚労省によると、法律の基準を満たさない加工施設で、製造許可を得ずに細胞の加工を行っていたとのことです。

 

同クリニックは1日、「診療と細胞加工を行う施設を切り離した際に、法律に基づいた計画変更の手続きを怠っていた」として、再度申請をやり直すと説明しているとのことです。

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