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『適格消費者団体特定非営利活動法人埼玉消費者被害をなくす会が東京都の株式会社モイストに酵素サプリメントの広告が景表法などに抵触する恐れがあるとして申し入れ』
【2016.10.21】
『適格消費者団体特定非営利活動法人埼玉消費者被害をなくす会が東京都の株式会社モイストに酵素サプリメントの広告が景表法などに抵触する恐れがあるとして申し入れ』
適格消費者団体特定非営利活動法人埼玉消費者被害をなくす会の池本誠司理事長は、化粧品・健康食品の製造販売を行う東京都の株式会社モイストに、酵素サプリメントの広告が景表法などに抵触する恐れがあるとして、問題が見られる広告表示の削除を求める申し入れを行ったことを公表したとのことです。
同社はサプリメント『丸ごと熟成生酵素』のウェブページで、「今ならなんと30日分が実質無料!!申し訳ございませんが、送料相当500円だけご負担ください」と表示していたが、4カ月間の契約継続が必要であることは、この文言の近くに記載されていなかったとのことです。また、同社ウェブサイトの注文フォームの確認画面においても、売買代金は500円と表示されることを確認しているとのことです。
同会は申入書のなかで、「実際には契約初回の代金500円の負担をするのみならず、4回目まで契約を継続し、2回目から4回目まで各回3,960円の負担を必ずしなければならない契約内容であるにもかかわらず、500円の負担のみで30日分の商品を購入できるとの誤認を生じる恐れが強い」と指摘し、問題が見られる広告表示の削除を要請し、書面による回答を求めたが、同会によると、「現在、まだ回答は来ていない」とのことです。