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『神戸大付属病院 無資格技師がエックス線装置を操作 医師の指示により』

<2023.06.01>

神戸大付属病院で、複数の臨床工学技士が医師の指示のもと資格のないエックス線装置操作を行っていたことが分かった。

呼吸器や消化器の検査の際に、医師が線量を決めた上で臨床工学技士が装置の操作を行ったとのこと。

昨年12月に大学へ関係者からの通報があり、聞き取り調査をしたところ判明した。

少なくとも2017年までに、年に1,2回の頻度で行われていたという。

 

放射線は大量に浴びるとやけどや吐き気などの症状が出る恐れがあるため、人体に放射線放射をできるのは医師、歯科医師、臨床放射線技師のみとなっている。

臨床工学技士が扱うのは人口呼吸器など。

神戸大付属病院では健康被害は把握していないという。

 

病院によると「複数の患者を検査する際に医師が手伝わせた。やむを得ない対応だった」として「時効に掛かっているので関係者の処分などはしない考え」だという。

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