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『NIBIOが日本国内で発生した健康食品との因果関係が疑われる健康被害事例を公表』

【2016.06.21】

『NIBIOが日本国内で発生した健康食品との因果関係が疑われる健康被害事例を公表』

 

国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所は20日、日本国内で発生した健康食品との因果関係が疑われる健康被害事例を公表したとのことです。

 

それによると、10年前から霊芝(レイシ)含有健康食品や鉄含有健康食品などを摂取し、8年前にシェーグレン症候群と診断された71歳の女性が、咳嗽・発熱が出たために医療機関の受診を受け、肺炎と肝障害が認められたため、すべての健康食品の摂取を中止したところ体調が回復したとのことです。

 

女性は自己判断により、霊芝含有健康食品を再び摂取したが、病状が悪化し、再度摂取を中止して加療により回復したとのことです。薬剤リンパ球刺激試験の結果、霊芝含有健康食品が陽性を示したことから、これが原因の薬剤性肺炎と診断されたとのことです。

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