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『消費者庁が2015年度「景品表示法の運用状況および表示等の適正化への取組」で景表法違反、健康食品は「措置命令」が6件あったと公表』

【2016.06.17】

『消費者庁が2015年度「景品表示法の運用状況および表示等の適正化への取組」で景表法違反、健康食品は「措置命令」が6件あったと公表』

 

消費者庁が17日、2015年度「景品表示法の運用状況および表示等の適正化への取組」を公表したとのことです。それによると、消費者庁が昨年度に実施した景表法に基づく調査件数は合計568件に上り、このうち、健康食品関連の措置命令は6件を数えたとのことです。

 

調査件数568件のうち、措置命令は13件、指導は178件あり、都道府県に移送した案件が78件、公正取引協議会に移送した案件が21件などとなったとのことです。商品・サービス別では、「食品」が措置命令7件、指導56件で圧倒的に多く、次に「住居品」「教養娯楽品」「被服品」などが続いたとのことです。

 

健康食品については、景表法に基づく措置命令が6件に上り、「健康食品の痩身効果に関する不当表示」(4件)、「即席スープの痩身効果に関する不当表示」と「健康食品の疾病予防効果に関する不当表示」がそれぞれ1件あったとのことです。

 

また、行政処分取消訴訟の動向を見ると、ブレンド茶の原材料原産地表示で今年3月、(株)村田園に対して景表法に基づく措置命令を行ったが、同社は取り消しを求めて提訴しているとのことです。

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