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『厚労省が医薬品販売制度実態把握調査結果において第1類医薬品の販売ルールが順守されていないとして関係団体に制度の順守を求める方針』
【2016.06.13】
『厚労省が医薬品販売制度実態把握調査結果において第1類医薬品の販売ルールが順守されていないとして関係団体に制度の順守を求める方針』
厚生労働省が10日、公表した医薬品販売制度実態把握調査結果から、インターネットを活用した第1類医薬品販売時の「情報提供があった」などの項目で、前回の調査より改善が見られるものの、販売ルールが徹底されていない状況がわったため、同省は、各自治体等と連携して、事業者に対する実態確認や改善指導を行うとともに、関係団体に制度の順守を求める方針とのことです。
同省では、一般用医薬品の販売サイト516件を対象に、販売状況などについて調査したとのことです。また、全国5,005件の薬局・店舗販売業者からも店舗販売に関する調査をしたとのことです。
「第1類医薬品販売時の使用者状況の確認」の実施は90%、「第1類医薬品販売時の情報提供」については71.4%など、インターネット販売における販売ルールの徹底に課題が見られたとのことです。
また、「指定第2類医薬品に関する注意喚起の状況」では、「禁忌を確認すること」、「薬剤師又は登録販売者に相談すること」を勧める旨は91.3%で、徹底されている状況になかったとのことです。