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『消費者庁が大阪市の訪問会社アルゴジャパンが高齢者を狙って排出権取引に参加するよう勧誘をしたとして特商法違反で業務停止命令』
【2016.06.02】
『消費者庁が大阪市の訪問会社アルゴジャパンが高齢者を狙って排出権取引に参加するよう勧誘をしたとして特商法違反で業務停止命令』
消費者庁は2日、大阪市の訪問販売会社「アルゴジャパン」に、投資知識が乏しい高齢者の自宅を訪れ、二酸化炭素(CO2)排出権取引に参加するよう勧誘するなどしたのは、特定商取引法違反(適合性原則違反など)にあたるとして、2日から12カ月間、訪問販売に関する業務を全て停止するよう命じたと発表したとのことです。
同社は、昨年4月~12月までの間、大阪府内に住む、平均年齢は82・8歳の高齢者14人の自宅を訪問するなどして、CO2排出権取引を持ちかけ、取引に参加するための保証金名目として、3090万円を受け取っていたとのことです。
同社従業員全7人中6人は、平成26年に同様の手口で処分を受けた大阪市の訪問販売会社「あおぞら」の元従業員らで、「あおぞら」の時の顧客名簿を使って、違法行為を繰り返したとして、業務停止命令とともに、違法行為の是正などを指示したとのことです。
同社は「客の許可を得て取引をしており、処分は不服。弁護士を通じて対応したい」とコメントしたとのことです。