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『政府が景表法改正案を閣議決定』

【2023.3.1】

『政府が景表法改正案を閣議決定』

 

政府は2月28日、不当表示などを行う違反事業者への罰則強化を盛り込んだ景表法改正法案を閣議決定した。同改正案では、優良誤認や有利誤認にあたる不当表示を「故意」に行った事業者に対し、措置命令を経ることなく直接100万円以下の罰金を科せる規定を新設するほか、違反を繰り返す悪質な事業者に対しては、従来の課徴金を現行の1.5倍(10年以内に違反を繰り返した場合は課徴金算定割合3% を4.5%へ)に割り増す規定も加えられた。また、違反した事業者に自主的な改善を促す「確約手続き制度」の導入や、広告との判別が困難ないわゆる「ステマ」に対する新たな規制が加えられるなど、これまで景表法になかった新しい考え方がいくつも盛り込まれていることが注目される。なお、政府は同改正法の今国会での成立を目指すとしているが、早ければ今年秋には施行される見通しも出てきた。

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