『東京都が健康食品販売会社M3に対し健康食品のマルチ商法をしていたとして特商法違反で業務停止命令』

【2016.03.03】
『東京都が健康食品販売会社M3に対し健康食品のマルチ商法をしていたとして特商法違反で業務停止命令』

東京都は3日、大学生らにマイタケの健康食品を使ったマルチ商法(連鎖販売取引)を行わせていたとして、東京都の健康食品販売会社「M3」に対し、特定商取引法に基づき、新規契約などの業務を9か月間停止するよう命じたとのことです。

都によると、同社は都内の大学生らを使い、知人を勧誘して入会金約5万6000円と、約1万3000円のマイタケ粉末入りの健康食品などを購入する契約を結ばせ、継続的に商品を購入し、さらに新規会員を獲得し続けなければ利益は出ないが、「最初に3、4人紹介すれば、あとは何もしなくてもどんどんお金が入ってくる。」などと説明させていたとのことです。都はこうした勧誘方法や契約内容が、特定商取引法が禁じる不実告知などに当たると判断したとのことです。