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『大阪府警、無診察による処方箋交付の容疑で医師ら書類送検』

【2022.11.15】

『大阪府警、無診察による処方箋交付の容疑で医師ら書類送検』

 

大阪府警生活環境課は11月9日、診察を行わずに睡眠導入剤の処方箋を交付したとして、大阪市中央区の耳鼻咽喉科医院の院長と元事務員を医師法違反の容疑で書類送検した。府警によると、院長と元事務員は共謀し、実際には診察を行っていないにも関わらず、今年7月11日、元事務員の名義で睡眠導入剤と胃腸薬計60錠分の処方箋を発行。睡眠導入剤は院長自身が服用していたとされる。なお、その後の家宅捜索で押収された資料によれば、2人は2021年3月から2022年7月にかけ、同様の手口で計12枚の処方箋を発行し、睡眠導入剤計460錠を不正に入手していたという。事件は今年8月に元事務員が府警に相談したことから発覚したが、調べに対し院長は、「病院経営がうまくいかず、2017年頃から服用量が増えた。どの医師もやっていることなので罪悪感はなかった」と供述しているという。

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