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『消費者庁、二重価格表示で北海道の食品卸売業者に措置命令』

【2022.08.1】

『消費者庁、二重価格表示で北海道の食品卸売業者に措置命令』

 

消費者庁は7月29日、販売実績のない「通常価格」とそれよりも割安な「販売価格」を並べて表示する、いわゆる「二重価格」が景表法上の有利誤認にあたるとして、北海道の食品卸売業者「北海道産地直送センター」に対し再発防止を求める措置命令を出した。同庁によると、同社が2021年10月22日から2022年1月13日までの間、自社通販サイトで販売した「味付け焼きたらこ」など計34商品について、「通常価格¥4000税込」及び「販売価格¥1480税込」と併記するなど、あたかも「販売価格」が「通常価格」に対して格安かのように表示していたが、実際には上記「通常価格」による販売実績はなかったとされる。他にも、2021年11月から2022年2月にかけてテレビの情報番組内で販売した食品詰め合わせセット「けっぱれどさんこセット」など計3商品では、「通常1万600円相当→35%オフ ¥6980」などと表示していたが、実際には詰め合わせ食品の多くは単品での販売実績がなく、さらに、あたかも「プレゼント」として無償で提供するかのように紹介していた一部食品は、実際には同セットの販売価格に含まれるものだったとしている。今回の措置を受け、同社は「不適切な表示で迷惑をかけ、おわびする。再発防止のため管理体制の強化に努める。」とコメントしている。

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