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『消費者庁が令和3年度の景表法運用状況を公表』

【2022.05.30】

消費者庁が令和3年度の景表法運用状況を公表

 

消費者庁は5月26日、令和3年度における景表法上の不当表示について、措置命令や課徴金納付命令を含む行政処分等の運用実績を示す統計数値を公表した。同報告によると、調査対象全374件中、措置命令が前年度から8件増の計41件、課徴金納付命令は計15件で総額4億8484万円に上ったとしている。また、処理案件中の商品サービス別トップ3を見ると、特に「食品(61件)」「保健衛生品(48件)」「住居品(21件)」の増加が顕著であり、これらはコロナ禍を背景とする除菌製品や痩身&豊胸効果などを謳う健康食品の不当表示が特に目立ったものと思われる。さらに、同年度中における行政処分差差止訴訟などの動向については、だいにち堂、ティーライフ、大幸薬品の各社が提訴した裁判が一様に決着したものの、新たにレック社、ユニクエスト社らが同年度中に提訴に踏み切ったことが示されている。

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