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『横浜市の山口医院がステロイドの含まれた漢方クリームを約4000人に処方』

【2014.11.26】
『横浜市の山口医院がステロイドの含まれた漢方クリームを約4000人に処方』
横浜市都筑区の山口医院が処方したアトピー性皮膚炎の漢方クリームにステロイド成分が含まれていた問題で、処方された患者が4000人近くに上ることが25日、破産管財人への取材で分かったとのことです。
破産管財人によると、医院が2008年7月16日から市販のノートに記していた氏名やカルテ番号から特定した患者に債権届け出書を発送したが、400通以上が転居による住所不明などの理由で戻されたとのことです。購入記録はあっても住所が分からない人も80人ほどいたとのことです。
被害弁護団の鈴木順弁護士は、処方の始まった2000年ごろからの患者について「患者は6千~7千人に上るのではないか」としたとのことです。
患者側が返還を求めることができるクリーム購入代などの債権総額は少なくとも2億3千万円となり、患者は慰謝料一律10万円も請求できるとのことです。提出期限の12月10日を過ぎても無効になったり減額されたりすることはないが、手続きが煩雑になる可能性があるとのことです。
破産管財人は「クリームを買った覚えがある人は連絡してほしい」と呼び掛けているとのことです。12月24日に東京・日比谷公会堂で債権者集会が開かれるとのことです。
東京地裁は今年7月、クリーム代返金や賠償支払いの資金がないとして、山口了三院長と院長が代表を務める法人の破産手続き開始を決定したとのことです。
その他の情報
●お問い合わせ先
破産管財人室:03-3539-2099
※2014年4月25日のニュースも参照して下さい。

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