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『厚労省が買上調査を実施し、ネット販売される健康食品の5割が医薬品成分を含有すると発表』
【2014.06.12】
『厚労省が買上調査を実施し、ネット販売される健康食品の5割が医薬品成分を含有すると発表』
厚生労働省は、インターネット販売製品で医薬品成分を含有する強壮用、痩身用、健康増進、美容を目的とした健康食品による健康被害の発生の可能性を買上調査し、109製品中、56製品から医薬品成分を検出したと発表したとのことです。国内店舗販売製品とインターネット上の個人輸入サイトで販売している製品が対象で、小運輸して分析を実施したとんことです。
強壮用健康食品では44製品中37製品から、シルデナフィル 、タダラフィル、バルデナフィル、ヒドロキシホモシルデナフィル、アミノタダラフィルを検出し、副作用として頭痛、ほてり、鼻閉、心悸亢進、潮紅、ほてり、消化不良などの異常が発生することがあるとのことです。
痩身用健康食品では、29製品中19 製品からオリスタット、シブトラミン、フェノールフタレイン、フルオキセチン、ビサコジル、プロプラノロール、ビス(2-エチルヘキシル)スルホサクシネー ト、クロルフェニラミン、9センナ葉を検出し、副作用として腹部膨満、下痢、放屁・排便回数の増加、循環器系障害(血圧上昇、心拍数増加)、倦怠感、頭痛、めまい、腹痛、口渇、食欲不振、睡眠障害、過敏症状、腹部不快感 、除脈、ふらつき、呼吸困難、眠気、腹痛などの異常が発生することがあるとのことです。
このほかにも、健康増進を目的として使用される21製品と美容効果を目的として使用される15製品を分析したが、これらからは医薬品成分が検出されなかったとのことです。