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『消費者庁が東京都のI&Oファシリティーズが判断力不足便乗契約などをしていたとして特商法違反で3カ月間の業務停止命令』

【2014.06.10】
『消費者庁が東京都のI&Oファシリティーズが判断力不足便乗契約などをしていたとして特商法違反で3カ月間の業務停止命令』
 消費者庁は10日、健康食品などを販売する東京都の「I&Oファシリティーズ」が、契約を断った消費者に再び電話勧誘したり、認知症など判断力が衰えている高齢者に契約させたりしたのは、特定商取引法違反(再勧誘、判断力不足便乗など)に当たるとして、11日から3カ月間の新規勧誘などの一部業務停止を命じたとのことです。併せて、販売した健康食品「神薙(かんなぎ)」に病気の治療や予防などの効能はないことを、購入者に通知するよう指示したとのことです。
 同庁によると、同社は過去に健康食品を購入した消費者の名簿をもとに電話し、「要らない」という消費者にも勧誘したり、効能がないのに「高血圧や糖尿病が良くなります」などとうそを言って健康食品を販売していたとのことです。また認知症と分かっていながら契約させたり、年金生活などで支払いが困難な人にも勧誘していたとのことです。
 全国の消費生活センターには同社に関する相談が5月中旬までに166件寄せられたとのことです。同社は昨年4月までの1年間で健康食品販売で約1億8000万円の売り上げを得ていたとのことです。

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