『日本通信販売協会が、新聞折り込みチラシの通販広告を対象とした調査報告書を公表』

【2014.04.30】
『日本通信販売協会が、新聞折り込みチラシの通販広告を対象とした調査報告書を公表』
　日本通信販売協会(JADMA)は4月28日、新聞折り込みチラシの通販広告を対象とした調査報告書を公表したとのことです。昨年9月と11月に、福岡、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪の6都市で、新聞折り込みチラシ600件を調査したとのことです。
　調査結果によると、600件中313件で、取引内容について、関連法規で定める記載事項が欠落していたとのことです。特に、「後払い時の支払期限」や「商品の引き渡し時期」を明記していないケースが多数みられたとのことです。
　商品内容については、600件中約7割の414件で広告が適正に表示されていたが、約3割では、各種法令やガイドラインに抵触する可能性があるなど、改善が必要と判断されたとのことです。
　改善が必要な事例に、歯科医が薬用歯磨きの商品開発を説明し、「出血まで解決」と医薬品的な表示を行なった広告や、発毛・育毛化粧品で効能効果を標ぼうまたは暗示した広告などを挙げているとのことです。