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『食の安全・監視市民委員会が健康食品の広告表示の信憑性について調査』

【2014.02.20】
『食の安全・監視市民委員会が健康食品の広告表示の信憑性について調査』
 消費者庁が検討を進めている健康食品の機能性表示について、市民団体「食の安全・監視市民委員会」が広告表現の根拠を明らかにするよう事業者調査に取り組み、事業者に質問書を送るなど、広告表現の信ぴょう性をただすとのことです。
 この調査は、あいまいで紛らわしい広告表現について、根拠を直接、広告主である製造や、販売事業者に問いただすというものとのことです。「うるおい」「毎日スッキリ」「はっきりクリア」など、これを飲めば肌が潤ったり、便秘が解消されたり、目が良く見えるようになるかのような表現などについて、その根拠を提出するよう事業者に質問書を出すとのことです。
 昨年12月に消費者庁が提示した、健康食品に関する広告ガイドラインは現行の景品表示法や健康増進法に基づき、どのような広告表現であれば問題になるか、などを提示したもので、行政による法執行現場での判断基準とも位置付けられるが、消費者団体が問題視してきた「体験談」への新たな規制はなく、広告・表示については根拠の有無が基準となることを改めて提示した内容とのことです。
 食の安全・監視市民委員会は、独自に、広告表現の根拠を持つべき事業者に対し、表示と実態について調査するとのことです。数社の広告をピックアップし、質問書を提出するとのことです。

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