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『名古屋地裁で病気が治ると偽り磁気ネックレスを販売していた磁気商品販売「外山」の元社長に懲役3年6ヶ月を求刑』

【2014.02.05】
『名古屋地裁で病気が治ると偽り磁気ネックレスを販売していた磁気商品販売「外山」の元社長に懲役3年6ヶ月を求刑』
 名古屋地裁で5日、病気が治ると偽り、高齢者らに高価な磁気アクセサリーを販売したとして、詐欺と特定商取引法違反(不実の告知)の罪などに問われた東京の磁気商品販売「外山」(解散)の元社長外山良夫被告(69)の論告求刑公判があったとのことです。検察側は「効果のない商品を売り付けて暴利をむさぼった動機に酌量の余地はなく、他人の弱みに付けこんだ卑劣な犯行」などとして、懲役3年6ヶ月、罰金100万円を求刑したとのことです。
 起訴状などによると、被告は2010年7月、夫が脳出血の後遺症で車いす生活になった名古屋市内の60代女性に「血流が良くなるとがんも認知症もない。病気は全くない」などといい、磁気ネックレスやブレスレットなどを約123万円で販売したとのことです。また、同年3月には愛知県安城市の男性から約115万円をだまし取ったとのことです。
 論告で検察側は「商品には、こりと血行改善以外に効果は認められず、明らかな欺罔行為にあたる」と指摘したが、弁護側は「だまして商品を売ったことはない」として無罪を主張したとのことです。判決は3月18日になるとのことです。
 愛知県警への取材では、同社は全国でマルチ商法を展開し、2008年からの3年半で59億円を売り上げていたとのことです。
※2012年12月11日のニュースも参照して下さい。

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