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『警視庁はがん未承認薬を販売・投与したとして元大学助教授を薬事法違反と医師法違反の疑いで逮捕』

【2014.02.04】
『警視庁はがん未承認薬を販売・投与したとして元大学助教授を薬事法違反と医師法違反の疑いで逮捕』
警視庁は3日、元杏林大学助教授で医学博士の高山精次容疑者(74)が、がんに効くとうたう未承認薬を販売したうえ、医師免許がないまま患者に投与したとして、薬事法違反(無許可製造医薬品の販売)と医師法違反(無資格医業)の疑いで逮捕し、発表したとのことです。高山容疑者は容疑を認めているとのことです。
生活環境課と南大沢署によると、2011年~2013年の間に高山容疑者は、厚生労働省から承認を受けていない抗がん剤277本を新潟県の男性(78)ら5人に計474万円で販売したとのことです。また2012年~2013年の間に、医師の資格がないのに3人にこの薬を注射した疑いがあるとのことです。発送業務を行っていたとして、妻の諒子容疑者(73)も薬事法違反容疑で逮捕したとのことです。
高山容疑者は、自らが開発した免疫抗がん剤と称する「カルチノン」を大学在籍時に学会で発表したが、共同開発を目指した大手製薬会社から「価値がない」と判断されたにもかかわらず、自らが代表を務める医薬品製造販売会社のウェブサイトなどで宣伝し、1回1万7千円で販売していたとのことです。原価は1本140円だったとのことです。
※2013年7月25日のニュースも参照して下さい。

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