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『消費者庁が機能性表示に絡んでサプリなどに厳しい安全性試験を求める方針を協議する検討会を開催』
【2014.01.31】
『消費者庁が機能性表示に絡んでサプリなどに厳しい安全性試験を求める方針を協議する検討会を開催』
消費者庁が31日、「体脂肪が付きにくい」など食品がどのように体に良いのかを表す「機能性表示」のあり方を協議する検討会を開いたとのことです。サプリメントなどの食品には「特定保健用食品」(トクホ)並みに厳しい安全性試験を求める方針を決めたとのことです。
機能性を表示する食品は、関係する成分を増強するケースが多いため、安全性の裏づけとして業者にどの程度の根拠を求めるかが注目されていたとのことです。
現状で機能性表示ができるのは国の厳しい審査をクリアしたトクホなど一部の食品に限られているが、政府は昨年6月に成長戦略の一環として、業者自身が根拠を示せば、国の許可なく機能性を表示できる規制緩和を決め、検討会が内容を協議しているとのことです。
食品の安全性について、「食経験」の有無を評価し、いわゆる健康食品など「食経験」が不十分なケースでは、業者に動物実験に加え、人を対象にした試験も課すなどトクホとほぼ同等の試験を求める方針を決めたとのことです。
検討会は今夏までに報告書をまとめ、来年3月末までに新たな表示制度を開始する予定とのことです。