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『国民健康センターはキャンドルブッシュを含む健康茶に下剤並みの作用がある成分が含まれているとして注意喚起』

【2014.01.23】
『国民健康センターはキャンドルブッシュを含む健康茶に下剤並みの作用がある成分が含まれているとして注意喚起』
国民生活センターは23日、便秘やダイエットに効くとされる健康茶の中に、医薬品の下剤並みの作用がある成分が含まれているとして、飲み過ぎへの注意を呼び掛けたとのことです。
健康茶で下痢や腹痛を起こしたとの事例は、2008年4月から昨年末までに、全国の消費生活センターに21件あったとのことです。
国民生活センターによると、これらの健康茶には、原材料に「キャンドルブッシュ」というマメ科の植物が使われていて、茎や花に下剤成分「センノシド」が含まれているが、薬事法上の医薬品ではなく、食品に使うことが可能とのことです。同センターによると、最近は健康食品としてキャンドルブッシュ入りのティーバッグなどが、大手ドラッグストアやインターネットで販売されているとのことです。
同センターがキャンドルブッシュ入りのティーバッグ15銘柄について、商品の説明通りに茶を抽出して成分を調べた結果、カップ1杯(150~250ミリリットル)で2~10ミリグラム、医薬品の下剤の最低服用量1回分に含まれるセンノシドの量は12ミリグラムあり、ティーバッグの銘柄によっては、下剤に匹敵する量のセンノシドが含まれていると分かったとのことです。
同センターは「人によっては激しい下痢を起こす。キャンドルブッシュの有無を表示で確認してほしい」と呼び掛けている。別名の「ゴールデンキャンドル」「ハネセンナ」、学名の「カッシア・アラタ」と表示されていることもあり、注意が必要だとのことです。

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