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『横浜地裁で「がんに効く」とうたい健康食品を医薬品として売った健康食品販売会社「キトサンコーワ」社長に有罪判決』

【2013.12.05】
『横浜地裁で「がんに効く」とうたい健康食品を医薬品として売った健康食品販売会社「キトサンコーワ」社長に有罪判決』
横浜地裁の毛利晴光裁判長は5日、「がんに効く」などと書籍で効能をうたい健康食品「キトサンコーワ」を無許可で販売したとして、薬事法違反罪に問われた健康食品販売会社「キトサンコーワ」(東京都八王子市)と同社社長國安春子被告(67)=同=の判決で、無許可販売の罪のみを認定し、同社に罰金100万円(求刑罰金150万円)、國安被告に懲役1年執行猶予3年、罰金80万円(同懲役1年6月、罰金150万円)を言い渡したとのことです。
毛利裁判長は、商品単体では薬効の記載がないとして医薬品に当たらないと判断した一方、商品に同封された書籍や印刷物の記載から「医薬品に該当することは明らか」と認定したとのことです。
未承認の健康食品の薬効を広告したとする罪については、書籍の出版から書店で陳列・販売されるまで7~9年経過していたことなどから、無罪としたとのことです。
横浜地検の中村周司次席検事は「判決内容を精査し、適切に対応したい」とコメントしているが、弁護側は判決を不服として控訴する方針とのことです。
書籍で薬効を広告したとして共謀したとされた出版社の元社長ら2人は、無罪が確定しているとのことです。
※2013年10月10日のニュースも参照して下さい。

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