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『横浜地裁で「がんに効く」とうたい健康食品を医薬品として売った健康食品販売会社「キトサンコーワ」社長に懲役1年6月求刑』

【2013.10.10】
『横浜地裁で「がんに効く」とうたい健康食品を医薬品として売った健康食品販売会社「キトサンコーワ」社長に懲役1年6ヶ月求刑』
 横浜地裁(毛利晴光裁判長)の公判で9日、検察側は「がんに効く」とうたい健康食品を医薬品として売ったとして、薬事法違反(無許可販売など)に問われた健康食品販売会社「キトサンコーワ」(東京都八王子市)社長、国安春子被告(67)に、懲役1年6月、罰金150万円、同社にも罰金150万円を求刑したとのことです。弁護側は無罪を主張して結審し、判決は12月5日になるとのことです。
 問題となったのは同社が製造・販売した錠剤で、検察側は「購入者に、効能を示す患者の体験談や販売元の連絡先を記した本を一緒に送っており、錠剤は未承認医薬品に当たる」と主張したとのことです。弁護側は「商品単体では医薬品と言えない」と反論したとのことです。
 事件を巡っては、この本を販売した出版社の元社長らが同法違反(未承認医薬品の広告禁止)に問われたが、無罪が確定しているとのことです。

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