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『横浜地裁診が、医師を装い末期がんの患者から薬代をだまし取った療放射線技師に懲役2年6月の実刑』

【2013.09.20】
『横浜地裁診が、医師を装い末期がんの患者から薬代をだまし取った療放射線技師に懲役2年6月の実刑』
 医師を装い末期がんの患者を診療して薬代をだまし取ったとして、医師法違反と詐欺の罪に問われた東京都八王子市、診療放射線技師塚本正人被告(47)の判決で、横浜地裁(前沢久美子裁判官)は20日、懲役2年6月(求刑懲役3年)の実刑を言い渡したとのことです。
 前沢裁判官は、被害者をだまし続けた行為を「被告をがん治療の権威と信じ込み、わずかな望みを託した被害者の怒りや憤りは計り知れない」と批判し、「憧れや見えから家族にも医師と偽って長年生活した経緯や、借金を抱えて金が欲しかったという動機は、自己中心的で酌量の余地はない」と非難したとのことです。
 判決によると、被告は昨年9月10日から今年1月26日ごろにかけて、がんを患う男性=当時(46)=に対し、15回にわたって視診や問診などを行い、市販の栄養補助食品をがん治療薬と偽って計約270万円をだまし取ったとのことです。

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