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- 『警視庁が、医師ではないのに、がん患者に未承認薬を投与し、医師法と薬事法違反で医薬品製造販売会社を家宅捜索した事件で社長(元杏林大学医学部)が「ほかにも数十人に注射を打った」と明かした』
『警視庁が、医師ではないのに、がん患者に未承認薬を投与し、医師法と薬事法違反で医薬品製造販売会社を家宅捜索した事件で社長(元杏林大学医学部)が「ほかにも数十人に注射を打った」と明かした』
【2013.7.25】
『警視庁が、医師ではないのに、がん患者に未承認薬を投与し、医師法と薬事法違反で医薬品製造販売会社を家宅捜索した事件で社長(元杏林大学医学部)が「ほかにも数十人に注射を打った」と明かした』
警視庁が、医師ではないのに、がん患者に自ら開発した未承認薬を投与したとして、医師法と薬事法違反で東京都八王子市の医薬品製造販売会社を家宅捜索した事件で、社長である元助教授の男(74)が毎日新聞の取材に応じ、「ほかにも数十人に注射を打った」と明かしたとのことです。警視庁は他の患者からも事情を聴き、実態解明を進めるとのことです。
同社社長は、未承認の免疫抗がん剤「カルチノン」を注射したことについて「患者のかかりつけ医師がこの薬の投与を拒む例が多く、患者に泣きつかれたので自ら打った。医師法違反の認識はあったが、人助けという思いでやってきた」と強調したとのことです。未承認薬の製造や販売の許可を得なかった理由は「必要だと知らなかった」と話したとのことです。
同社社長によると、この薬は杏林大医学部で研究をしていた1970年代後半に開発し、製薬会社などから得る年間数千万円の研究費で製造し「数千人のがん患者に無償で提供した」とのことです。
退職後は、2005年4月から5年間、医師の息子が開業した都内の診療所で「1回5万4000円~2万4500円で売った」と説明していて、10年4月からは自宅を兼ねた会社で「もうけはいらないと思い、1回1万7000円で販売していた」と話したとのことです。
一方、自らも昨年末に甲状腺がんと診断されたが「カルチノンを使い、約2カ月で完治した」と主張したとのことです。