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『ハッピーライフは、健康食品の会員登録をさせる「マルチ商法」の恐れも』
【2013.02.14】
『ハッピーライフは、健康食品の会員登録をさせる「マルチ商法」の恐れも』
【滋賀県】【事例1】70代の祖父が知人から健康食品を定期購入しないかと勧められ、断りきれずに会員登録をした。商品が届いたが、必要ないと言っているので返品できるだろうか。(20代・女性)
【事例2】3カ月前知人から、会員登録をすると、体調が良くなる健康食品を安く定期購入できると勧められて申し込んだ。最近になり、もっと大量に購入すればさらに体調が良くなると言われ、高額を支払うように迫られた。不審である。(80代・女性)
2つの事例は、どちらも健康食品を定期購入する会員登録をしたとういう名目ですが、契約書面を確認したところ「連鎖販売取引」の契約書面だったとのことです。連鎖販売取引は、「マルチ商法」と呼ばれ、販売会社に加盟している独立の販売員が新しい販売員をねずみ算式に増やしながら商品を販売する方法で、販売員の勧誘に成功した者は昇進し、報奨金を得る商法、別名「ネットワークビジネス」とも呼ばれ、若者に多く広まっているイメージですが、最近では高齢者にも誘いをかけているとのことです。
連鎖販売取引は、販売や勧誘を行う場合に特定商取引法の規制を守る必要があり、勧誘を行う際、連鎖販売取引であることを事前に告げ、契約解除等についてウソの説明をすることは禁止されています。また、脅したり困らせたりして契約を迫ることも禁止されています。
「連鎖販売取引」は健康食品や化粧品、補整下着、浄水器などさまざまですが、気付かないうちに契約をしている可能性もあるとのことです。
問い合わせ先:滋賀県消費生活センター
電話番号:0749(23)0999