『東京の美容整形外科「メディクリニック南青山」の元事務長が無資格で陰部の手術をした疑いで逮捕』

【2012.11.21】
『東京の美容整形外科「メディクリニック南青山」の元事務長が無資格で陰部の手術をした疑いで逮捕』
警視庁生活環境課は11月25日、医師の資格がないのに美容形成手術をしたとする医師法違反の疑いで千葉県松戸市の美容形成外科医院「メディクリニック南青山」元事務長の沢部勝仁容疑者(47)を逮捕したとのことです。
逮捕容疑は医師資格を持たずに2010年1月～2011年9月、同医院で都内の自営業男性(38)の陰部に麻酔注射を打ち、増強のためのシリコンボールを挿入するなどの手術をした疑いとのことです。男性は手術後、異常を訴えていたとのことです。
同医院は2004年に開業し、インターネット上で「金の糸を顔に埋め込むアンチエイジング」や格安料金を宣伝する一方、実際には運営に携わらない複数の医師が「名義貸し」の状態で相次いで院長に就いていたとのことです。
同医院は昨年閉院し、手術に使われた器具はなくなっていたが、自営業の男性が手術の様子をカメラで撮影しており、容疑が裏付けられたとのことです。
生活環境課によると、2009年以降「医療ミスがあった」「病院と連絡が取れなくなった」といった約40件の苦情が保健所などに寄せられていたとのことです。