『山形市のエステ経営会社社長荒井昭好被告(48)「レーザー脱毛の」医師法違反で有罪判決』

【2012.10.6】
『山形市のエステ経営会社社長荒井昭好被告(48)「レーザー脱毛の」医師法違反で有罪判決』
医師の資格を持たずにレーザー脱毛などをしたとして、医師法違反と薬事法違反の罪に問われた山形市緑町のエステ店「メディカル&エステティックメソッドブラッサム」を経営する社長の荒井昭好被告(48)の公判が5日、山形地裁であり、矢数昌雄裁判官は懲役2年、執行猶予4年、罰金100万円の判決を言い渡したとのことです。
検察側はこの日、論告で「利益のために、光脱毛や注射、抜糸などを10年以上にわたって無資格で繰り返した」と非難し、懲役2年、罰金100万円を求刑したとのことです。一方、弁護側は最終弁論で「幸いにも身体への実害は出ておらず、被害者とも示談した」とし、執行猶予付きの判決を求め、即日判決となったとのことです。
矢数裁判官は判決で「利益を上げる目的のもと、保健所の指摘で違法との認識があったにも関わらず、身体に危険が及ぶ医療行為を客に繰り返し行ってきたことは非常に悪質で、酌量の余地はない」と指摘したとのことです。
判決によると、荒井被告は元従業員女性2人(いずれも不起訴)と共謀して、昨年12月13日～今年5月19日に計9回、同市緑町のエステ店「メディカル&エステティックメソッドブラッサム」で、医師免許がないにも関わらず、同市の20歳代の女性4人に対し、強力な光線を照射する光脱毛機を使い、顔や腕などの脱毛を行う医療行為などを行い、今年4月には女性客1人に医薬品の軟膏(なんこう)2本を売ったとのことです。
※2012年6月30日、7月19日、30日、8月9日、9月19日、10月3日のニュースも参照して下さい。