こんにちは。YDCのミッシーです。
それでは機能性表示最新情報をご紹介します。
K613 ロートV5 ビジョンパワー
「本品にはクロセチン、イチョウ葉由来フラボ
ノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクト
ンが含まれます。クロセチン、イチョウ葉由来
フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペン
ラクトンは、日常的なパソコンやスマートフォ
ンなどの使用により低下する、遠く※のものに
ピントを合わせる力を維持することが報告され
ています。※遠くとは、個人がピントを合わせ
ることのできる最も遠い距離(遠点)のこ
と。」
届出者はロート製薬さんで、SRの作成は自社と
第三者機関によるもの。今回注目したいのは
「遠くのものにピントを合わせる力を維持す
る」という表現です。これは初出の表現になり
ます。SRは1報採用で、主な評価指標は等価
球面度数となっています。
この等価球面度数から、先の表現をどう導いた
かというと、別紙様式5-17には次のようにあり
ます。
「等価球面度数はコンタクトレンズや眼鏡など
を作成するときの視力を定量的に表現する際に
も使用される一般的な屈折度の指標であり、調
節弛緩状態(無調節)で焦点を合わせることが
できる最も遠い距離(遠点)を表す指標の1つ
であるが、名称については一般的な認知度が低
いと考えられたため、分かりやすい表現が必要
と考えた。」
この説明だけだと少しわかりづらいところもあ
ります。これまでにもピント調節機能を訴求す
る事例は幾つもありましたが、それらとは何が
違うのでしょうか。例えば直近では以下のよう
な事例があります。
K558 ミルトセレクト インデナビルベリー
「本品にはビルベリー果実由来アントシアニン
が含まれます。ビルベリー果実由来アントシア
ニンには、VDT作業(パソコンやスマート
フォンなどのモニター作業)などで目をよく使
うことによるピント調節機能の低下を緩和する
ことが報告されています。」
K392 ココカラダ クロセチンフォーカスα
「本品にはクロセチンが含まれます。クロセチ
ンには、良質な眠りをサポートする(睡眠の質
[眠りの深さ]を高め、中途覚醒回数を減らし、
起床時の眠気や疲労感を和らげる)ことが報告
されています。また、目のピント調節をサポー
トする(スマホ、パソコン作業などにより生じ
る目の調節機能の低下を和らげる)ことが報告
されています。」
K558の主な評価指標は調節力、K392は調節微動
高周波成分の出現頻度(HFC)となっています。
K613を含めた3例はどれもピント調節に関わる
訴求ですが、実は見ている指標はそれぞれ異な
ることが分かります。
カメラに例えて簡単に説明すると、K613の指標
である等価球面度数はどの程度遠くまではっき
り見えるかというレンズそのものの性能にあた
り、調節力はそこからどこまで近くに寄せてこ
れるかというオートフォーカス機能、そして
HFCはオートフォーカス機能自体の安定性・が
たつき、といったイメージでしょうか。
つまり、K613の「遠くのものにピントを合わせ
る力を維持する」は、レンズ性能そのものの維
持という事になります。これまでの事例はレン
ズではなく、調節機構に焦点を当てていたので、
その点が大きく異なると言えますね。
それでは、またメールしますね。
