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『障害者を対象に一部の事業者が訪問看護ステーションとして診療報酬の不正請求』
【2024.1.30】
『障害者を対象に一部の事業者が訪問看護ステーションとして診療報酬の不正請求』
♦大手障害者向けグループホーム(GH)の「恵」は訪問看護ステーションも運営しておりホーム入居者に一律に週3回の訪問看護を契約させていた。
♦不正請求の手法は「早朝、夜間訪問の虚偽記載」「症状に関係なく一律、週3回の訪問」「1人5分程度の短時間で巡回」など。
♦他のGH勤務看護師は組織的に効率的な報酬を得るように指示があったと証言。
♦訪問看護に必要な医師の指示書は協力関係にある医師に都合の良い指示書の作成を依頼。
♦国の政策で、入院よりも地域社会で見守るという考え方から、精神科の診療報酬を請求するステーションは全国で5300か所、2022年までに倍増している。
♦訪問看護利用者の主傷病が「精神および行動の障害」は2023年までの10年で7倍に増えた。(全体の45%)
♦支払われている報酬は国民の税金や保険料であり、行政のチェック機能の強化が求められている。
*リソース:Yahoo!ニュース(KYODO)1/28配信