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『美容目的の再生医療で顔にしこり 医療法人を提訴「誤認のまま同意」』

【2024.1.5】

『美容目的の再生医療で顔にしこり 医療法人を提訴「誤認のまま同意」』

♦2023.12.26東京都在住の40代女性が「b-FGF添加PRP」(自分の血液から採る多血小板血漿と医薬品を混ぜて一緒に注射)の施術を行った横浜市のクリニックを運営する医療法人に対し施術費、慰謝料含め649万円の損害賠償を求め東京地方裁判所に提訴

♦女性は2017年と2019年の2回、被告の医療法人から十分な説明がないまま施術を受け想定外の「しこり」が出来たとしており、今も残っているという。

♦2014年に再生医療安全確保法では文書による説明と、患者の同意を得ることを義務化。

♦本施術について日本美容外科学会は合併症の報告が多いため美容医療ガイドラインで「行わないことを弱く推奨」と位置付けている。

♦原告側は「再生医療法違反」と訴えている。原告側弁護士によると同法違反での提訴は全国初。

♦本件とは無関係のクリニックでも「肌のシワやタルミ」を改善する方法として同様の施術が紹介されている。

 

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