『京都府警、無免許で犬の帝王切開を行ったブリーダー夫婦を逮捕』

【2023.3.1】

『京都府警、無免許で犬の帝王切開を行ったブリーダー夫婦を逮捕』

京都府警生活保安課と南丹署は2月27日、獣医師の資格もなく飼い犬に帝王切開やマイクロチップ装着等の医療行為を行ったとして、京都府京丹波町のブリーダー男女夫婦を獣医師法違反及び動物愛護管理法違反の容疑で逮捕した。調べによると、同容疑者らは、2022年10月に夫がブリーダーとして代表を務める京丹波町の事業所内で、フレンチブルドッグ2匹に個体認証用マイクロチップを注入器で装着。さらに同月、フレンチブルドッグ3匹、ボストンテリア3匹に帝王切開手術を行っていたと見られるが、これらの医療行為を行うのに必要とされる獣医師や愛玩動物看護士の免許を容疑者のいずれも保有していなかった。これらの違法行為については、容疑者らが経営する会社の元従業員が保健所に通報したことで発覚したが、両容疑者とも現時点で容疑を否認しているという。