『熊本地裁が熊本市のエステサロン運営会社ダイアン元社長に医療法違反で懲役2年罰金100万円の判決』

【2016.03.24】
『熊本地裁が熊本市のエステサロン運営会社ダイアン元社長に医療法違反で懲役2年罰金100万円の判決』

熊本地裁は24日、美容整形クリニックを違法に開設するなどしたとして、医療法違反(無許可開設)の罪などに問われた熊本市のエステサロン運営会社「ダイアン」元社長、上田恭子被告(46)に、懲役2年、執行猶予3年、罰金100万円を言い渡したとのことです。

大門宏一郎裁判官は判決理由で「利欲的な目的のため、患者の健康を軽視していた」と指摘した一方で、患者の健康を害する危険性は高いとは言えないと酌量したとのことです。

判決によると、上田被告は、平成25年7月頃～27年8月ごろにかけて、無許可で福岡市の「福岡天神クリニック」と、熊本市の「上通クリニック」を開設したとのことです。上通クリニックでは、医師でないのに従業員と共謀して採血したり、無許可で医薬品を販売したりしていたとのことです。

※2015年1月23日のニュースも参照してください。