『福岡地方裁判所で、今年2月に破産した「シティデンタルクリニック」を運営する医療法人樹啓会の債権者集会が開かれた』

【2013.06.01】
『福岡地方裁判所で、今年2月に破産した「シティデンタルクリニック」を運営する医療法人樹啓会の債権者集会が開かれた』
　福岡地裁で5月30日、インプラント治療を中心に手がけた「シティデンタルクリニック」(博多区)の運営母体で、2月に破産した医療法人樹啓会の第1回債権者集会が開かれたとのことです。治療を途中で受けられなくなった患者ら約40人が出席したとのことです。集会では法人理事長で歯科医師の男性が「私の力不足で迷惑をかけたことを深くおわびする」と謝罪したとのことです。
　破産手続申立書によると、同法人の負債額は少なくとも約7億1500万円で、同クリニックは、治療中の患者約210人から2億4700万円の治療費を受け取ったまま1月に閉院したとのことです。「シティデンタル患者被害者の会」によると、集会では、前金で納めた治療費について、破産管財人から「財産が残っていないので返せない」との説明があったとのことです。
　被害者の会の会長(72)は「同じ被害者が出てこないようにするのが私たちの使命。刑事告訴も検討している」と話したとのことです。