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薬事チェックが、法令遵守と誤解ない情報発信を実現。1万人の販売員のレベルアップにつながっています

（株式会社SL Creations：広報室秋山里実様）

今回、お話をうかがったのは、安心安全と美味しさを追求し、多彩な加工・冷凍食品を提供する、株式会社SL Creations様です。
コロナで当たり前になった個人宅配サービスを、なんと1970年から展開する業界のパイオニア的存在。
その顧客満足度とリピート率の高さの裏には、デリバリーを担う「シュガーレディ」と呼ばれる、1万人の女性販売員の存在があります。
同社の商品力に加え、彼女たちの豊富な知識と情熱による接客提案が、単なるデリバリーを超えた価値提供を実現しています。
そんなSL Creations様は、急激に変化する顧客ニーズに対応するため、健康食品や基礎化粧品において、発信する情報の統制を強化。
同時に、薬機法や景表法の対策にも力を入れています。
薬事法ドットコムは、SL Creations様が法令遵守を確実にしながら、効果的なマーケティング表現を実現する薬事チェックサービスを提供しています。

▶︎ 守りのコンサル「薬事チェックサービス」

2020年より、薬事チェック機能を委託。
検討に際し、どのように問題意識が芽生え、体制整備に至ったのでしょうか？
薬事チェックサービスの導入を推進した広報室の秋山さまに、狙いと背景をお聞きしました。

依頼時の課題感について教えてください。

秋山：問題意識が芽生えたのは、2018年前後です。
ちょうど機能性表示食品が盛り上がってきた頃で、当社でも商品ラインナップ強化の動きがありました。

▶️ 「機能性表示食品とは？」を丸ごと解説

その中で一つの課題が浮上しました。
「シュガーレディ」という、対面の女性販売員に頼った販売体制ということもあり、対外的な情報発信の統制ができていなかったのです。
商品ラインナップが増える中、それぞれが自由に情報発信してしまうと、統一されたメッセージを届けるのが難しくなってしまいます。
特に機能性表示食品に関しては、制度に即した正確な情報提供が不可欠です。
そこで、部門横断のプロジェクトを発足し、商品情報の統一化や管理、発信方法のレギュレーションを整えることになりました。
薬機法・景表法をカバーする体制も、プロジェクトの一環で構築・推進することになったのです。

当時の薬機法のチェック体制は、どのようなものだったのでしょうか？

秋山：特別なチェック体制はありませんでした。
加工・冷凍食品ブランドとしての歴史が長く、現在のように、規制も厳しくなく、健康被害もなかったため、必要性をあまり感じていなかったのです。
私自身は、前職がトクホの治験病院出身で、栄養管理士やNRサプリメントアドバイザー、フードコーディネーターとしての経験もありました。
薬機法や景表法の存在や重要性を理解していたことから、外部のチェックサービスの導入を起案。
社内で薬機法・景表法に違反した場合のリスク、外部チェックサービスを導入するメリットを繰り返し説明し、理解を求めたところ、導入を進めることになりました。

薬事法ドットコムへの依頼の決め手はなんだったのでしょうか？

秋山：比較検討のため、複数の候補企業をあげました。
薬事法ドットコムを選んだ最終的な決め手は、弊社の体制やスピード感に合っていたことです。
中にはコンサルティング色を強く打ち出す企業もありました。
しかし私の方で、すでに基盤となる考え方や「シュガーレディ」向けの研修テキストはまとめていたので、実務に直結するサービスを求めていたのです。
その点、薬事法ドットコムの薬事チェックは、この条件にジャストフィット。
単に法令遵守の指摘をするだけでなく、具体的な代替表現や修正案を提示してくれます。
プロジェクトの目的である、商品情報の統一化や管理、発信方法のレギュレーション整備をスムーズに進めるイメージが湧きました。
結果、ダイヤモンド会員で依頼することにしました。

▶︎ 薬事法ドットコムの会員コース
※薬事法ドットコムの「薬事チェック」サービスは、会員コースによって料金や対応範囲が異なります。

実際にサービスを受けた感想を教えてください

秋山：WEBサイトや「シュガーレディ」がお客様にお渡しするチラシの薬事チェックをお願いしています。
制作物に直接、朱入れされたフィードバック（pdfファイル）は、アナログ人間な私にも分かりやすく、ストレスがありません。
代替表現は、さらに訴求力の高い表現を練り直すヒントになり、マーケティング面でも心強いです。
フィードバックの度に、商品情報や発信方法のレギュレーションがアップデートされ、「シュガーレディ」たちのコンプライアンス意識の向上や誤解のない提案につながっています。
1万人のシュガーレディが、一貫したメッセージを伝えることは、15万世帯にも及ぶお客様の信頼を高める上で、他社に真似できない当社の強みです。
薬事法ドットコムの薬事チェックは、この強みの強化にもつながっています。

今後はどのような展開になるでしょう？

秋山：日本人の健康意識が年々高まっている中、機能性を重視した商品開発を強化していきたいですね。
具体的には、機能性表示食品の取得を増やすこと。

▶️ 薬事法ドットコムの機能性表示コンサルはここが凄い！

既存商品でも、ヘルスクレームを変更すれば、新しいニーズに応え、若い顧客層の獲得につなげることも可能だと考えています。
一方で、商品ラインナップが増えれば、それだけ「シュガーレディ」たちの発信方法や提案の幅が広がります。
今まで以上に、商品情報の統一化や管理、発信方法のレギュレーションの役割が重要になってきます。
薬事法ドットコムの薬事チェックは、こうした課題の解決にも、役立てていきたいですね。