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教えて薬事法

景表法

確認画面なしだと CVR5 倍?

定期購入のWEB注文に関する質問です。

特商法の通知
(H29.12.1「意に反して契約の申込みをさせようとする行為」
薬事法ルール集>>>https://www.yakujihou.com/content/pdf/2-I.pdf

だと、最終注文の前に確認画面を挿入する例が示されていますが、
>>>https://www.yakujihou.com/merumaga/20200708k0.pdf
この確認画面を差し込むのを止めるとCVRが5倍上がるそうです。

そこで、確認画面なし・1ページ型LPを作り、1番下に定期の内容を書き、申込フォームを記入させ、「注文完了」ボタンを置くことにしました
>>>https://www.yakujihou.com/merumaga/20200708k4.pdf
 
これでOKですか?

掲載日:2020/7/16
企業名:(非公開)

1. 半分OK、半分NGで、結論、NGです。

2. 特商法の通知は1号と2号とあり、1号に関して、次のAとBと2つのやり方をOKとしています。

「A.申込みの最終段階において、「注文内容の確認」といった表題の画面(いわゆる最終確認画面)が必ず表示され、その画面上で「この内容で注文する」といった表示のあるボタンをクリックしてはじめて申込みになる場合。

B.いわゆる最終確認画面がない場合であっても、以下のような措置が講じられ、最終的な申込みの操作となることが明示されている場合。」

このうち、Aが確認画面挿入方式ですが、Aの他にBでもOKなので、確認画面挿入方式がMUSTというわけではありません。

3. B方式の場合は(1)そこのボタンを押すとこれが最終的な申込になることがわかるようにされていなければなりません。

また、前提として(2)定期の内容が近くに書いてなければなりません。

本件の場合、ボタンは「注文完了」となっているので(1)はOKですし、申込フォームの前に定期の内容が書いてあるので(2)もOKです。

4. 以上により本件は1号はOKです。

5. 問題は2号です。
特商法通知は2号に関し2つのことが必要だと言っています。

一つは「確認」でこう言っています。

「1)申込みの最終段階で、以下のいずれかの措置が講じられ、申込み内容を容易に確認できるようになっていること。

A.申込みの最終段階の画面上において、申込みの内容が表示される場合。

B.申込みの最終段階の画面上において、申込み内容そのものは表示されていない場合であっても、「注文内容を確認する」といったボタンが用意され、それをクリックすることにより確認できる場合。あるいは、「確認したい場合には、ブラウザの戻るボタンで前のページに戻ってください」といった説明がなされている場合。」」

本件は3(2)で述べたように、このAに該当するのでOKです。

しかし、さらに2)があります。

「2)1)により申込み内容を確認した上で、以下のいずれかの措置により、容易に訂正できるようになっていること。

A.申込みの最終段階の画面上において、「変更」「取消し」といったボタンが用意され、そのボタンをクリックすることにより訂正ができるようになっている場合。

B.申込みの最終段階の画面上において、「修正したい部分があれば、ブラウザの戻るボタンで前のページに戻ってください」といった説明がなされている場合。」

6. 本件は2)をクリアーできません。

特商法通知の画面例2
>>>https://www.yakujihou.com/merumaga/20200708k3.pdf
と本件
>>>https://www.yakujihou.com/merumaga/20200708k4.pdf
を比べてみて下さい。

前者には「やり直し」というボタンがあるのに対し、本件にはそれに該当するものがありません。

画面例1のステップ3
>>>https://www.yakujihou.com/merumaga/20200708k01.pdf
では「変更」というボタンがあります。

7. 特商法通知は1号と2号と両方クリアーする必要がありますが、本件は2号をクリアーできていないのでNGです。
しかし、「注文完了」ボタンの横に「変更」というボタンを置いておけばOKになります。