薬事法のお悩みを解決いたします。

03-6274-8781 お問い合わせ・資料請求はこちら 会員登録はこちら

教えて薬事法

景表法

原価1,000円の「非売品プレゼント」で総付景品規制をクリアする方法は?(続)

総額11,000円の化粧品セット購入に付けられる  総付け景品は2,200円がMAX。

非売品でも原価1,000円で通常の商品を原価率25%で販売していれば市場調達価格が4,000円程度と判断されるためこれではNG、ということですが、何か手はないのでしょうか?

掲載日:2018/12/6
企業名:(非公開)

1.妙手があります。
ONE TO ONEと呼ばれるルールです。

2.公取のガイドラインはこう書いています
薬事法ルール集12F >>>https://www.yakujihou.com/content/pdf/12-F.pdf

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次のような場合は、原則として、「正常な商慣習に
照らして値引と認められる経済上の利益」に当たる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

つまり、値引きであって景品ではない。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
取引通念上妥当と認められる基準に従い、ある商品又は
役務の購入者に対し、同じ対価で、それと同一の商品又は
役務を付加して提供すること(実質的に同一の商品又は
役務を付加して提供する場合及び複数回の取引を条件
として付加して提供する場合を含む(例 「CD三枚
買ったらもう一枚進呈」、「背広一着買ったらスペアズボン
無料」、「コーヒー五回飲んだらコーヒー一杯無料券を
サービス」、「クリーニングスタンプ○○個でワイシャツ
一枚分をサービス」、「当社便○○マイル搭乗の方に××
行航空券進呈」)。)。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

つまり、「化粧水Xを買ってくれたらXをもう1本プレゼント」は、そのもう1本が景品だと「総付け20%」規制でアウト。
しかし、この例は景品ではなく値引きと見る。
これがONE TO ONE。
しかも、これは、同一品をあげる場合だけでなく、類似品をあげる場合も含まれる(「背広買ったらスペアズボンプレゼント」でもOK)。

3.本件で買わせたいものは化粧品セット。
これの類似品を付けるのであれば、ONE TO ONEが使えます。
つまり、それがいくらであろうが景品ではないので景品規制に引っかかりません。
なので、本件は、たとえば、「美容液プレゼント」にすれば、この企画はOKになります。