治療家向け教材からヘルスケア商材へ。事業転換期の薬事コンプライアンスを支えるパートナー
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株式会社カイロベーシック 代表取締役:古谷 眞寛 様

治療家向け教材からヘルスケア商材へ。事業転換期の薬事コンプライアンスを支えるパートナー

(株式会社カイロベーシック 代表取締役:古谷 眞寛 様)

今回お話をうかがったのは、治療家向け教材の制作・販売からスタートし、現在は一般消費者向けのヘルスケア商材の販売にも取り組み、事業領域を拡大中の株式会社カイロベーシック様です。
2008年の設立以来、整体やカイロプラクティックなどの手技療法に特化したDVDや動画教材の制作・販売、セミナー運営などを手がけ、治療家から高い支持を集めてきました。
業界内でパイオニア的存在として知られる同社ですが、近年は40-60歳の女性を新たなターゲットに、健康増進やライフスタイル改善を目的とした商品ラインナップを充実させ、存在感を高めています。
しかし、新しい領域への進出に伴い、薬機法や景表法への対応という課題に直面。
特に一般消費者向けの広告や商品パッケージでは、法令遵守を守りながら、訴求力を維持するバランスが求められました。
そんな課題を解決するために同社が選んだのが、薬事法ドットコムの「薬事チェックサービス」。

▶︎ 守りのコンサル「薬事チェックサービス」


当社の「薬事チェックサービス」は、カイロベーシック様の新しい事業領域への挑戦を強力にバックアップし続けています。
現在も継続してサポートを受ける中で、どのようにして課題を乗り越え、事業を拡大させたのか。
薬事コンプライアンスの課題やサービス利用経緯について、古谷代表に詳しくお話を伺いました。

Q

依頼時の課題感について教えてください。

株式会社カイロベーシック

A

古谷:一般消費者向けのヘルスケア商材を展開するにあたり、コンプライアンスレベルの大幅な向上が不可欠でした。
特に、薬機法や景表法に準拠した適切な広告表現を整備することが、この新しいビジネスモデルを成功に導く上での大きな課題となっていました。
従来の治療家向け教材販売では、主に専門家を対象としていたため、広告表現や法的対応において、高度なコンプライアンスが求められる場面は限られていました。
一方で、治療家以外の方々にも、健康に関する商品を広く届けたいという思いが強くありました。
その中で、40〜60歳の女性層からの反響やニーズを受け、一般消費者市場における大きな可能性を実感。
これを機に、一般消費者向けのヘルスケア商材販売へと事業を拡大する決断に至ったのです。
ただ、一般消費者向けの商材は、治療家向けとは異なり、高いコンプライアンス基準が必要です。
具体的には、薬機法や景表法に準拠した広告表現やPRです。
さらに、このターゲット層は「健康的な生活」「豊かな人生」「運が良くなる」といった精神的な充足感に重きを置く傾向があり、効果だけでなく、ブランドそのものへの信頼感が購買決定に大きな影響を与えることが分かりました。
これらの課題をクリアし、安心して事業を拡大するために、専門家のサポートをあおぐことが最適な選択だと思うようになりました。

Q

当時の薬機法のチェック体制は、どのようなものだったのでしょうか?

A

古谷:私自身、治療家でもあったので、専門学校時代に学んだ、初歩的な法律知識はありました。
一般消費者向けの商材を本格的に展開するまでは、それを頼りに自社でチェックを行っていましたが、今、振り返ってみると、判断が甘い部分も多々あったように思います。
景表法については、深く意識する機会はほとんどなかったというのが正直なところです。

Q

薬事法ドットコムへの依頼の決め手はなんだったのでしょうか?

A

古谷:当時、すでに4つの弁護士事務所と取引がある中で、それぞれ専門分野による得意不得意があり、すべてを網羅できるわけではないことを実感していました。
そこで、薬事チェックのような専門分野は、その道の専門家に任せるべきだと考えていました。
最初に問い合わせた別の会社から「案件が立て込んでいる」と断られてしまい、少々不安を抱えていましたが、その後たどり着いたのが薬事法ドットコムでした。
サイトやメルマガの情報を確認すると、専門性や実績が一目瞭然で、最初の会社に断られたことがむしろ幸運だったと思えるほどの安心感がありましたね。

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林田先生との初回面談では「本当は景表法の方が気にしないといけないんだけどね」という先生の言葉が非常に印象に残っています。


▶︎ 景品表示法(景表法)とは?規制内容や違反事例、罰則などルールをわかりやすく解説

私自身は薬機法の遵守にばかり気を取られていたのですが、景表法が絡む広告表現のリスクに気づかされ、大きな視野の広がりを感じました。
単なるチェックにとどまらず、事業全体を支えるパートナーとして信頼できると確信し、ダイヤモンド会員に入会したことを覚えています。


▶︎ 薬事法ドットコムの会員コース
※薬事法ドットコムの「薬事チェック」サービスは、会員コースによって料金や対応範囲が異なります

Q

実際にサービスを受けた感想を教えてください

A

古谷:当社の公式ECサイトや販促物の薬事チェックをお願いしていますが、一番感じたのは、私たちでは考えつかない代替表現を提案してもらえることです。
たとえば、「二日酔いを防ぐ」という表現に対して「夜のお付き合いを快適に」という形で、薬機法や景表法に抵触しない、かつ訴求力のある表現を提示していただきました。
商品の特徴や効果を伝える中での表現の指摘が、20〜30カ所におよぶこともあり、時には「この部分は削除すべき」という厳しい指摘もいただきます。
それだけに、チェックの精度が高く、信頼を置いています。
依頼ベースが早すぎて、ダイヤモンド会員を前倒しで更新することもあるほどです。
現在、当社にはヘルスケア商材のメーカーから、日々多種多様な商品が持ち込まれています。
販売力があるという口コミが広がり、業界内で信頼を得ているからこそだと感じています。
一方で、メーカーから提供される資料が薬機法や景表法に適合しているかどうかについては、十分な検証がされていないケースが多々あります。
特に、メーカー自体が法規制を正確に理解していない場合も多く見受けられます。
こうした状況を踏まえ、当社では自社に蓄積したノウハウを活かし、必要に応じてメーカーに対して注意喚起や具体的な指導を行うこともあります。
これは、薬事法ドットコムの支援を受ける中で培った、コンプライアンスとプロモーションの両立に関する深い知識と実務経験があるからこそ可能になったことだと考えています。

Q

今後はどのような展開になるでしょう?

A

古谷:現在、さらなるチャレンジとして、クリニックと連携したオンライン診療事業の準備を進めています。

▶︎企業向けオンライン診療導入コンサルティング


オンライン診療の中で効果を適切に伝えながら、物販に繋げる仕組みを構築する予定です。
これにより、診療と商品の提供を組み合わせた新たな価値をお客様に届けたいと考えています。
いずれにしても、「健康」を軸に据え、事業領域を拡大し、より多くの方々の生活を豊かにするためのサービスを提供していきたいという思いは変わりません。
今だから言えるのは、最初は「1年契約して自分たちのノウハウにできたら解約すればいい」という考えもありました。
しかし、薬機法や景表法が年々厳格化している流れを見て、コンプライアンスを守りつつビジネスを成長させるには、薬事法ドットコムのような専門家の継続的なサポートが不可欠だと考えを改めました。

Q

最後に、どんな会社に薬事法ドットコムをおすすめしたいですか?

A

古谷:何かしらの健康関連の商材を販売しているすべての会社に、薬事法ドットコムを強くおすすめします。
商品を取り扱う以上、薬機法や景表法への対応は避けて通れません。
その点で、「ウチには薬機法・景表法の専門がいるので、その部分は大丈夫です」とメーカーに説明できる体制は、信頼を得る上で非常に重要です。
この一言を伝えるだけで、メーカーの表情が変わり、その後の関係がスムーズに進むことを実感しています。
たとえ、薬事法ドットコムの受け売りだったとしても、メーカーに安心いただけるのです。

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