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化粧品で「商品の下取り」という広告表現はOK?

①小田急デパートが「商品下取ります」とPRしたところ来店者が増えデパート全体の売上げも上がったことが話題になっていますが、こういうことは景表法の景品規制には触れないのでしょうか?②古くなった化粧品を持って来た方には新しい化粧品をあげることにしたらどうでしょうか?

掲載日:2009/7/22
企業名:(非公開)

1.景表法が規制している景品は基本的に物です。
①の下取りの場合、デパートが提供しているのは「お金」であり物では ありません。
よって、景表法はカバーしません。

2.他方②は「新しい化粧品」という物をあげているので景表法がカバーします。
つまり、来店促進のために「新しい化粧品」という景品をあげていることになります。

3.この例はクジなどの絞り込みがないので、「総付景品」ということになります。
「総付景品」の場合、取引価格に20%という規制があります(薬事法ルール 集「プレゼント等のルール」をご覧下さい)。

4.来店促進目的の場合、「何を取引価格とするか?」という問題が生じますが、それは当該店舗の最低価格の商品か100円のどちらか高い方ということになっています(「一般消費者に対する景品類の提供に関する事項の制限」の運用基準)。
よって、化粧品店舗で売っている商品で1番安いものが100円の口紅という ときは、1000円の2割、つまり、200円の商品しか提供できません。

5.以上からすると、「交換」より「下取」の方がやりやすい、ということになります。