『消費者庁がアフィリエイト広告検討会を立ち上げ』

【2021.06.01.】
『消費者庁がアフィリエイト広告検討会を立ち上げ』

井上内閣府特命担当大臣は、5月28日に行われた記者会見で、アフィリエイト広告に関する検討会を６月に
立ち上げると発表しました。　
アフィリエイト広告は、作成・掲載者が広告主と異なるため管理が行き届きにくく、消費者からはアフィリ
エイトか否か判別し難いなど不当表示を生みやすい特性があるとして、消費者庁では実態調査を進めており、
消費安全法に基づいた注意喚起や景表法に基づく措置命令を行うなど重大な関心を持っているとしました。
消費者庁はアフィリエイト広告の状況・課題を明らかにし、不当表示が生じない健全な広告の実施に向けた
対応方策を検討するため「アフィリエイト広告に関する検討会」を立ち上げ、来月第１回を開催し、消費者
が注意すべき点をまとめた資料を作成・公表するとのことです。
検討会での主な検討事項については
・景品表示法の使用等に関する考え方
・不当表示の未然防止等のための取組み
などについて議論し、調査結果も踏まえて今年度中に一定の結論を出したいとのことです。